十字モデルはここからどうぞ

十字モデルは、言葉と言葉をつなぐ「文法」です。

 

十字モデルいろいろ

 

自己との対話他者との対話が、中心の問いをめぐって、

積み重なるように進化するプロセスの構造を可視化します。

 

まんが十字モデル桃太郎

まんが十字モデル桃太郎

十字モデル学習の入門教材です。桃太郎のストーリーを十字モデル風にアレンジしました。非営利の教育目的であれば配布してご利用いただけます。ぜひカラー印刷でお楽しみください。タブレットがあれば電子教材に最適です。

ダウンロードはこちらから

(PDF 13MB)

転載・改変はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

十字モデルを定義するなら

 

理論では、メッセージ構築の法則を視覚的に表す動的モデルです。

実践では、言葉と言葉をつなぎ人と人をつなぐ媒介メディアです。

 

(*スライド「十字モデルいろいろ」をご覧いただけます。)

(*資料「対話の進化を可視化する知識構築の十字モデル」)

(*関連する記事 日本語リテラシー科目と「十字モデル」

 

十字モデルを何のために

十字モデルはスピーチ、プレゼン、レポートなどの表現活動でも役立ちますが、対話による学びの仕掛け・道具として、学び合いを支援することができます。

対話の力を育てるうえでは、発言力を高めるだけでなく、他者の声(とりわけ弱い立場の人の声) に耳を傾ける姿勢を育てることこそが重要です。

誰もが安心して参加できる対等な場づくりのために、十字モデルという言葉と言葉をつなぐ「文法」を用いて、人工的な対話をデザインすることもできます。

十字モデルを何のために 

(*こちらから「YouTube」をご覧いただけます。)

 

<ビフォア 補助輪1 補助輪2 補助輪3 補助輪4 アフター>

 

十字モデル桃太郎ビデオ

 

DDS_M00

桃太郎の物語をモチーフにして、十字モデル学習の入門ビデオを制作しました。牧野もチョイ役で出演していますよ。探してみましょう。

YouTubeはこちらから

【8分33秒】

 

医療の教育現場

十字モデルは医療や福祉の教育現場でとりあげていただいています。

看護教育2013年10月号

 

十字モデルによる学び合い


十字モデルを用いた学び合いの様子です。タイトルをクリックすると、映像をご覧いただけます。

 

タイトル 十字モデル学習

十字モデルで
楽しく知的に対話する

(1分30秒)

十字モデル学習1
十字モデルで
自分の考えを語る

(3分47秒)
十字モデル学習2
十字モデルで
論文を分析する

(6分6秒)
十字モデル学習3
十字モデルで
論文を執筆する

(1分58秒)
十字モデル学習4

 

十字モデルで卒業研究(卒業論文)

 

卒業研究では論文の十字モデルと格闘しながら、みんなで少しずつ理解を深めていきます。

はじめて「論文の十字モデル」で分析する(卒業研究、はじめの一歩)
【10分11秒】

論文の十字モデル


十字モデルと格闘しながら、卒業研究の学び合い
【15分38秒】

関西大学総合情報学部牧野ゼミ卒業研究

 

十字モデル卒論マニュアル

 

十字モデルで卒論を書くって、どういうことなの? 

学生の目線から説明してくれるマニュアルビデオができあがりました。

十字モデル卒論マニュアル
【25分17秒】

関西大学総合情報学部牧野ゼミ2015

先輩から後輩に向けた卒業制作発表会の映像です。教科書より、とっつきやすくわかりやすいと思いますよ。

 

十字モデルで作品づくり

 

留学生の朴炳宣さんの作品「ぼくたちのことば」です。彼のやさしい人柄が作品にあらわれています。

ぼくたちのことば

朴炳宣(PARK BYEONGSEON)

【3分27秒】

留学生2014

作品づくりは日本語の学習と無関係に思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。たとえばシナリオづくりでは、文脈ごとに適切な日本語表現をお互いに批評し合います。物語のプロットを組み立て、メッセージ性を高めるためには十字モデルの型を用います。(といっても、物語の起承転結は議論の展開とは異なるのですが。)芸術的な創作活動のツールとしての十字モデルについても少しずつ紹介していきたいなと思っています。

 

十字モデルの教材集

<初心者むけ>

牧野ゼミ第6期生(2010) 十字モデル教材(映像)

恋愛講座LOVE

十字モデル教材2010_S1

 

<中級者むけ>

牧野ゼミ第5期生(2008) 十字モデル教材(映像)
議論の十字 基本編
十字モデル教材2008_1
セレブと庶民
十字モデル教材2008_2
第三の十字
十字モデル教材2008_3
まとめ
十字モデル教材2008_4

 

<留学生むけ>

留学生(2012) 十字モデル教材(動画)
楽観的な人生観と悲観的な人生観
于莉(YU LI)

留学生2012

十字モデルで授業の形を変えよう
孫琦(SUN QI)

留学生2012

十字モデルで婚活しよう
鐘穎(ZHONG YING)

留学生2012

 

留学生(2010) 十字モデル教材(動画)
鳥物語で十字モデルを学ぼう
姜文渊(KYO BUNEN)
十字モデル教材2010_R1
十字モデルを使って友達を慰める
キンキンス(KHIN KHIN SU)
十字モデル教材2010_R2

 

<上級者むけ>

牧野(2007) 十字モデル教材(Flash)

ムーミン十字

ムーミン十字

 

学生たちの声

●十字モデルですが、最初は使い方がよく分からず、どのような場面で使えるのか全く分かりませんでした。しかし回数を重ねるごとに、少しずつ分かるようになりました。議論をする時によく「今、何について話しているのだろう?」と思うことがあるので、命題(話している内容)がはっきりすると議論がスムーズに進むと考えました。

●十字モデルを最初に説明されたときは、議論の構造がどのように割り当てられるのか、関連はどうなっているかなど、さっぱり理解できていなかったが、回数を重ねるごとに確実に力がついているのを感じた。あらゆる視点から熟考することで、全く別の意図が読み取れたり、主観と客観を分けて考えるため、常に偏った考えにとらわれることなく話を進めることができた。

●十字モデルは、最初はディベートと似たところがあると思っていましたが、賛成・反対のどちらかに分かれて一方だけ考えるといった偏った意見で考えられず、十字モデルを完成させるためには、筋道を立てて考え、矛盾があってはならないので、一つの命題から様々なことを考えさせられました。例え、ある命題に賛成しても、必ずそれに反論をいれなければならないので、それが十字モデルのミソだと感じました。

●ディベートはその多くが説得力を競い合う競技の形で行われます。そのため、人間関係や対立関係が悪化する恐れがあると思います。また、自分の意志が強すぎて、相手の意見を尊重することが難しくなるかもしれません。これに対し、十字モデルの議論活動は、身近な道具を使い、生徒の興味を引き出していました。また、議論をする人は全員ですが、その中でもワークシートに書き込む人、意見をまとめる人といった役割を一人に押し付けず、全員が協力し合っていました。十字モデルの議論を通じて、自分の意見、相手の意見を尊重し合える力と人間関係を創ることができました。

(*先生たちの声は「ワークショップ」をご参照ください。)

 

「議論の十字モデル」に基づく評価の観点

『思考し表現する学生を育てるライティング指導のヒント』(関西地区FD連絡協議会・京都大学高等教育研究開発推進センター編,ミネルヴァ書房)では、学習プロセスにあわせた評価の観点を紹介しています。

議論の十字モデルに基づく評価の観点

 

非営利目的であれば、出典を明記したうえで、ご自由にお使いください。

ライティング指導のヒント

関西地区FD連絡協議会のホームページからも閲覧できます。

 

参考文献

さらに、十字モデルについて本格的に学びたいと思われた方は、これらの文献をご参照ください。

十字モデルの理論研究と実践研究をまとめた論文です。